AKAMINE BLOG

メンズファッションディレクター 赤峰 幸生のBLOGです。

2010年03月08日(月)

服の立ち位置【上質を極めるとは】 [朝日新聞掲載記事]

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朝日新聞(東京本社版夕刊)に2010年3月4日付けでファッションコラム連載『服の立ち位置(上質を極めるとは)』を掲載いただきました。昨年4月から始まりました服の立ち位置も最終回となりました。一年間ありがとうございました。

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2010年03月06日(土)

MEN'S EX 4月号 平成の寺子屋 赤峰幸生の上級ファッション塾 連載vol.16 [MEN'S EX 掲載記事]

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「シャツ一枚にも着こなしの美学がたくさんあります」

真のクラシックを追求し、服のみならず、生き方そのものに自らのスタイルをもつ男、赤峰幸生。
氏が考える、男のお洒落を伝授する連載。第16回は、赤峰的「シャツ1枚での着こなしテク」。


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シンプルな着こなしに見えて実はいろいろなテクが詰まっています
シンプルな白シャツをそのままきたら、それは単なる白シャツで終わってしまいます。襟やカフの表情、さらには生地の落ち感といったところにこだわることで、そこに表情が生まれるわけです。上質な白シャツで実践すると、その効果は絶大です。右の写真にも、さまざまな赤峰流テクニックが詰まっています。
 
 
 

一見フツウに見えて・・・・・

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(←)フィットしたカフ回りはワンクッションが基本
「ガントレットボタンを外してカフをロールさせて表情をつけるのは、好んでしています。袖丈はゆとりをもたせて、ワンクッション入れるのがポイントです」
 

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(→)台襟は首にくっつけて襟は指でロールさせます
「BDシャツは着ないのですが、代わりにカラーキーパーを外して、中指でロールをつけます。その際、台襟が首にひっついている感じに仕上げるのがコツです」
 

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(←)ウエスト周りに均等にブラウジング
「パンツにシャツを入れる際、動きで生地がもっていかれないよう、全体を均等にブラウジングさせます。イタリア人的猫背と合わせて、程よいリラックス感」
 

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(→)上着のボタンを外して表情を楽しみます
以上を踏まえた上で上着を着たのが、こちらの写真。「襟の無造作感や裾のパフ、袖口の表情が、上着のボタンを外したときに美しい絵を作ってくれるんです」
 

■技で表情をつけてあげれば白は最高のカラーシャツに!
赤峰  ワードローブの5割は白のシャツというくらいで、たかが白だけれどされど白。上に着ているものとのコーディネイトで変化させることもできますけど、白シャツという表情のないものにそれ単体でどれだけ色をつけられるかで、着こなしの表情はだいぶ変わってきます。
M.E.  そこで、先生のシャツの着こなしテクを披露していただきたく思います。
赤峰  了解しました。私は薄い時計しかしないので、時計の文字盤が見やすいようにいつもカフを少しだけロールさせています。カフはぴったりすぎてもダメですけど、ダブダブなのはもってのほかです。フィットしたカフにガントレットボタンをはずしてワンクッション入れてあげるのが、私の好きな口の表情ですね。袖丈は延ばしたときに指の付け根までくるのが本来の長さで、その余り分がパフスリーブの分量になるわけです。
M.E.  次に襟はいかがですか?
赤峰  襟はいつも中指でRのロールを作るのが基本です。ネクタイを外したときは、もう1回ロールを作り直します。その際、襟足が首につくようにし、襟足は見せないほうが美しいと自分的には考えています。左右非対称で表情をつけるのも基本です。イタリア人は嫌がりますけど、フレンチっぽくいくなら小さなスカーフを巻いてもいいですね。
M.E.  なるほど。パンツにインした裾のパフも気になりました。
赤峰  リラックス感が生まれますからね。イタリア人はみんなこれをやっていますよね。程よいゆとりのあるシャツでブラウジングを楽しむことこそ、粋な着こなしだと思います。ただ、最近のタイトフィットシャツだと、これはなかなか生まれません。
M.E.  なるほど。この3つを取り入れるだけでも、だいぶ雰囲気が変わりそうですね。とても勉強になりました。
赤峰  白は最高のカラーシャツ、ナチュラルな白のシャツも上手に着れば、そこにとびっきりの洒落感が生まれますし、そうやって自分なりのこなしを楽しんでみるのは楽しいですよ。
M.E.  ありがとうございました!

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2010年02月18日(木)

AkamineRoyalLineダブル6釦スーツ〔UOMO3月号〕 [UOMO掲載記事]

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UOMO(発行元:集英社)の3月号<テーマ:「W6ボタン」と「大柄チェック」をスポーティ感覚で>の男性モデル着用のダブルブレストグレースーツに弊社展開オリジナルコレクション;Akamine Royal Line定番ダブルスーツをお取り上げいただきましたので、ご高覧いただければ幸いです。素材は、アカミネオリジナル開発素材のトニックモヘア(日本製)を使っております。パターンオーダーでのお見立てをお受けする形で、白金台のオフィスショールームにて他の素材も豊富に取り揃えておりますので、ご興味の方は是非お気軽にご連絡くださいませ!

Posted by インコントロ STAFF at 15時53分 Permalink  コメント ( 0 )

2010年02月06日(土)

MEN'S EX 3月号 平成の寺子屋 赤峰幸生の上級ファッション塾 連載vol.15 [MEN'S EX 掲載記事]

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「春に茶色を取り入れれば格段に洒落て見えます」

真のクラシックを追求し、服のみならず、生き方そのものに自らのスタイルをもつ男、赤峰幸生。
氏が考える、男のお洒落を伝授する連載。第15回は、赤峰的「春の茶色の取り入れ方」。


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■着こなし1■
茶はジャケットの柄で取り入れ
明るいトーンをセレクトするのが鉄則

強撚ウールのジャケットは、トーンの明るい赤土色のペーン入り。ペーンの色みに合わせたタイとで、春夏の爽やかな茶を表現。茶と相性のいい白を活かしながら、ミディアムグレイのウールパンツを合わせています。ジャケット5万5650円、パンツ2万4150円/以上エドワーズ ホフ(エドワーズ) シャツ2万9400円、タイ1万3650円/以上アカミネロイヤルライン(インコントロ) チーフ、ジョン ロブの靴(以上本人私物)

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茶のトーンは合わせるのが鉄則
タイの茶のトーンはジャケットの柄のトーンに合わせるのが鉄則。両者のトーンはなるべく近いほうが、きれいにまとまるからです。それと、茶と相性のいい白を合わせてすっきり見せることで、爽やかな印象を表現できます。ノータイの場合はチーフで色を拾っても可。
 

 
■茶も取り入れ方次第でグッと爽やかな印象に!
M.E.  本来は秋冬の定番であるブラウンを春夏に取り入れましょうという今回のご提案、とても新鮮に映ります。
赤峰  日本では春夏の茶のスタイルはあまり見かけないですけど、逆に言うと遊びで着るのには楽しめていいのかなと思いましてね。アカミネロイヤルラインでは、茶系のシアサッカーとか茶系のモヘアトニックあたりは今シーズンも相変わらず揃えていますし、ヨーロッパの夏のスタイルというとマリンブルーばかりがクローズアップされていますけど、フランスなんかだと夏場に着る茶の色があるんです。
M.E.  具体的にはどういった茶を選ぶといいのでしょうか?
赤峰  簡単に言ってしまうと、まずは茶系のトーンが1〜2ランク明るいものを選ぶのがポイントになります。
M.E.  では、それを使った赤峰的ブラウンの着こなし方を教えてください。
赤峰  春夏の場合は、ダークなブラウンではなく少し明るくなった茶に、白を絡めるのが私の好きな組み合わせです。それだけでグッと春らしい雰囲気が表現できます。今回メインで着たジャケットは赤土色の茶がアクセントとして入っていますが、やはり明るいトーンの茶を選んでいます。それと、スーツではなくジャケットで、さらに茶は無地ではなく柄モノで、例えばペーンなどで取り入れるときれいにまとまります。その際、合わせるパンツはライトグレイでもなければチャコールでもない、ジャストミディアムグレイがオススメです。
M.E.  旬のチェック柄で茶を取り入れた着こなしは、是非実践してみたいと思います。その際、茶はやや明るいもので季節感を表現することが大切であると!
赤峰  それと、春らしい涼感のある生地を選ぶのがポイントです。紺ブレとは違って今までのワードローブにはない服だと思うので、新鮮な着こなしが楽しめるはずです。
M.E.  ありがとうございました。
 

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■着こなし2■
JKの素材感で涼感を表現しつつ柄で茶を取り入れます
メインの写真と比べてトーンの落ち着いた茶ながら、涼感のある素材感が表現されたウールシルクリネンのジャケット。同じセオリーで白場を活かし、ミディアムグレイのパンツで全体をまとめています。ジャケット13万9650円、シャツ2万9400円、タイ1万3650円/以上アカミネロイヤルライン(インコントロ) チーフ(本人私物)

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2010年01月28日(木)

服の立ち位置【カジュアルの進化と深化】 [朝日新聞掲載記事]

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朝日新聞(東京本社版夕刊)に2010年1月28日付けでファッションコラム連載『服の立ち位置(カジュアルの進化と深化)』が掲載されました。

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赤峰 幸生 (あかみね ゆきお)

● イタリア語で「出会い」の意のインコントロは、大手百貨店やセレクトショップ、海外テキスタイルメーカーなどの企業戦略やコンセプトワークのコンサルティングを行う。2007年秋冬からは『真のドレスを求めたい男たちへ』をテーマにした自作ブランド「Akamine Royal Line」の服作りを通じて質実のある真の男のダンディズムを追及。平行して、(財)ファッション人材育成機構設立メンバー、繊研新聞や朝日新聞などへの執筆活動も行う。国際的な感覚を持ちながら、日本のトラディショナルが分かるディレクター兼デザイナーとして世界を舞台に活躍。 Men’s Ex、OCEANSに連載。MONOCLE(www.monocle.com)、MONSIEUR(www.monsieur.fr)へも一部掲載中。

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OCEANS 3月号 連載#12

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MEN'S EX 2013年4月号 赤峰幸生の『服育のすゝめ』 vol.4

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朝日新聞掲載「『クールビズ イタリアは』着崩し・色使いがポイント」

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